ノーベル賞の大村先生の故郷を訪ねて
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TUS ALUMNI JOURNAL 2020-1より

東京理科大学大学院卒業(昭和38年)
(同45年理学博士)








付記)大村先生は、有名大学を出たエリートとして順調に学術研究を積み上げていった研究者ではない。山梨大学を卒業後、都立の夜間高校の教師をしている時に学び直しを決意し学業の傍ら東京理科大学大学院に入り直し一から学問に取り組んでいった方である。したがって先生の能力を開花させるにはその類まれな能力以上に努力が必要だった。自身の全能力を絞りだすような努力があったからこそ、大村先生は多くの優れた知己に恵まれた支援を受け、世界中の研究者との交流によって着実に成果が結実してゆき国際的な数々の栄誉と叙勲が先生の評価を余すとこなく語っている。(馬場 錬成 氏 著書より))